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shiori

世にも恐ろしい腐女子

【観劇】K ―Lost Small World―

舞台『K ―Lost Small World―』(ロスモワ)観てきました。

舞台「K」第3弾は、アニメになっていない原作小説の舞台化。
伏見猿比古と八田美咲が出逢い、絆を結んで、決別するお話です。

もともとアニメKファンで、更に言うと伏見がとても好きなので、ロスモワが舞台化されるのがとてもうれしく、わくわくしていました。
ただ、正直、ロスモワは2人が決別するお話なのでどうしても若干の重苦しさがあり、一緒に観に行く友達(舞台好きでアニメKはざっとしか見ていない)にも楽しんでもらえるか不安が……
でも、終わってみたら、そんな不安は超超超・杞憂だった!
「今まで観たKの舞台3作品の中でも一番楽しかったかも」と言ってもらえてよかったー!
私も本当に本当に心の底から楽しみました!!!

あらすじは原作のロスモワのとおりです。

まず、とにかく伏見役の安西くんと八田役の植ちゃんの演技が本当にすごかった!!
本当に伏見と八田がそこにいる…という感じ。中学の制服もすごく似合っててかわいかった~!笑
2時間まったく集中が途切れず、夢中になって観てしまいました。
なかなかここまで集中することもないので、観終わったときの満足感がすごかったです。
2人とも、ふとした表情や喋り方までまさにキャラそのもので、「八田と伏見はこんな感じで喋って、仲良くなって、あの世界を生きていたのだなあ」と心に沁み入ってきました…。
文字を読んでいるだけだとなかなかこういう感情は生まれないので、生身の人間が演じる舞台ならではの感覚、面白みだと感じます。

とはいえ、長編小説を2時間の舞台に縮めるには、削る場面、セリフも出てきますよね。
とても素晴らしい作品だっただけに、もっとじっくり長い時間かけて観たかった…という気持ちにもなったり。
例えば、伏見がゲームで先輩を倒す場面や伏見が宗像をすごいと思ったパズルの場面など、描写やせりふが原作から削られているので、小説を読んでいない人には何が起きているのかがわかりにくかったかもなあと思った。
特に、パズルの場面は、猿比古が初めて父・伏見仁希以外の人間を「すげぇ…」と思うシーンなので、もっとじっくり観たかったな~。

仁希といえば、伏見仁希役の荒牧くんも、本当に本当に素晴らしかったです。
アニメにも登場しないので動いて喋る仁希を観たのは舞台が初めてになりますが、小説から想像していた伏見仁希そのもので感動…!
荒牧くんはクロと仁希、まったくタイプの違う2人をそれぞれ完璧に演じていて、本当に素晴らしい才能を持った役者さんなのだなあと感じました。
あんなに顔が整っていて美しくて、才能もあるなんて奇跡でしょ~~本当にその存在に感謝…

そしてそして、伏見仁希役が当日まで発表されなかったことや荒牧くんがクロと兼役をすることについて、いろいろご意見もあると思います。
個人的には早くキャスト発表されないかな~とは思っていたけど、それ以上の気持ちはあんまりなくて。
ただ、荒牧くんのブログを読んでいると、非がないキャストの方をこうした不安な気持ちにさせてしまったり、気遣うような発言をさせてしまったりしたことは非常に残念だな…と思いました。
本当にこちらとしては、荒牧くんの仁希とクロ両方を観れて嬉しい気持ちがとても強いので、本当に感謝と応援する気持ちですっていうことが伝わればいいなあ、と思う次第。
アンケートにも書いてみたけど…伝わりますように…

なんだか、舞台を見てから、改めて猿比古についていろいろ考えることができていて、とっても楽しい!
安西くんは本当に本当に最高の伏見猿比古だ……!
セプター4に入るって決めてから、一気にアニメ1期の猿比古の喋り方、態度になっていくのが本当によかった~;;
仁希の亡骸に怒りをぶつけるシーンも最高でした…猿比古の仁希に対する怒り、憧れがぐちゃぐちゃになった感情が爆発した演技…最高…

そうそう、アイドルKもよかったです!
歌って踊る伏見くん、気怠そうなところもキレキレのダンスもきれいな歌声も、最高に伏見猿比古でした!!!
ただ、ロスモワとの落差が激しかったのと、アイドルK自体の時間が短かったので、頭が混乱したまま終わってしまった感あり…
今度はアイドルKだけで観たいな~~

あっという間に東京公演が終わってしまったのが本当に残念なので、ぜひともロスモワ再演希望です!!!
劇場版も、アニメ2期も、そして他の原作小説も、何とか舞台化してもらいたい…
これからもKを追いかけていきたいです。